AOMORI ART ARTICLES

勢揃いした『11ぴきのねこ』。

絵本作家・馬場のぼるの出身地として知られる、青森県三戸町。馬場が逝去した翌年度（2002年度）からは、人気絵本『11ぴきのねこ』シリーズの出版社であるこぐま社の協力を得て、「絵本の町づくり」がはじまった。絵本を通じて子どもたちの豊かな心を育むことを目指しているという。

2011年からは「11ぴきのねこのまち さんのへ」として本格的にまちづくりがスタート。今では、街灯フラッグの設置や、ラッピングバス、ラッピングトレインの運行など、三戸町にしかできない『11ぴきのねこ』のまちづくりが全国のファンから支持され、多くのファンが町を訪れている。

2013年からは『11ぴきのねこ』の石像の設置を進め、2020年に11ぴきがついに勢揃い。スポーツ文化福祉複合施設〈アップルドーム〉や町役場、図書館などの公共施設をはじめ、道の駅や郵便局など、町内のあらゆる場所で『11ぴきのねこ』たちと出会えるようになった。

『11ぴきのねこ』シリーズの絵本を片手に、どのねこが石像になっているかを確かめながら街歩きを楽しむのもいい。三戸町で出会えるねこたちは、こちら。

1.とらねこたいしょう　
場所：アップルドーム　

2.見上げるねこ　
場所：ポケットパーク

3.アオさんとねこ
場所：関根ふれあい公園　

4.お出迎えねこ
場所：三戸町役場

5.みまもりねこ
場所：小中一貫三戸学園三戸小中学校　

6.たいやきねこ
場所：道の駅さんのへ　

7.とんぼねこ
場所：三戸中央病院通前　

8.絵本を読むねこ
場所：三戸町立図書館　

9.バスを待つねこ
場所：三戸町役場前バス停　

10.郵便局員ねこ
場所：三戸郵便局　

11.遠足ねこ
場所：三戸町総合福祉センターふくじゅそう