青森県立美術館開館20周年 / 東日本大震災15年「志賀理江子 なぬもかぬも」
2026年10月31日(土)−2027年3月14日(日)
青森県立美術館
青森県立美術館
身体の感覚に根ざした光と色、演劇性のある写真や映像作品で国際的に知られる宮城在住のアーティスト・志賀理江子の個展「なぬもかぬも」を開催します。
展示タイトルの「なぬもかぬも」とは、三陸沿岸部に伝わる方言です。「お手上げだ!」「深い海の底のため息」「一切合切」等々…使う人や環境により意味がひらく、不思議な奥行きのあるこの言葉を冠する本展は、震災前から志賀がその身でたどってきた宮城、福島、山形、秋田、岩手、青森の土地とその歴史、耳を澄ませてきた様々な声、出遭ってきた風景への深い洞察から生まれた写真や映像、テキスト、インスタレーション作品を新旧織りまぜて紹介する、作家にとって過去最大規模のものです。
未曽有の災害の記憶さえ薄れ、分断の進む今日の社会。中央由来の言説やエネルギー戦略、地政学的な条件に規定されてきた「東北」。表象不可能と思われるほどの複雑さを抱え込む現実世界の只中で、様々な潮流がぶつかりあい時に逆巻く青森の地に志賀が生み出した本展。ここが、私たち一人ひとりが己の身体に立ち返り、命のありようを逞しく想像しなおすためのイメージの力場となることを願ってやみません。
会期 2026年10月31日(土)~2027年3月14日(日)
休館日 11月9日(月)、24日(火)、12月14日(月)、24日(木)-31日(木)、
2027年1月1日(金)、12日(火)、25日(月)、2月8日(月)、13日(土)-25日(木)、3月8日(月)