コレクション展 2021-1:鬼が来た
2021年3月6日(土)~5月9日(日)
青森県立美術館
青森県立美術館
日本人の文化に奥深く根付く異形の存在、「鬼」。疫病や災害、巨大な悪の象徴として恐れられる一方で、「鬼」は権力にまつろわぬ者たちの変容した姿としても歴史の中に残されてきた。また、常識を超えた才能をもち、理想に向けて一心不乱に進み続ける求道者を畏怖とともに表現する言葉としても使われる。
この「鬼」をテーマとして、棟方志功の作品や、成田亨が日本のさまざまなモンスターを描いた一連の作品と鬼の彫刻、田澤茂が鬼や魑魅魍魎、津軽の民俗などを描いた作品、馬場のぼるが描いた愛すべき鬼たちなどを紹介する。
[写真]
田澤茂《魑魅魍魎》1997