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絵本仕立てのメニューブックにも注目。

〈café 4匹の猫〉は、〈青森県立美術館〉の東ウイング2階突端にあるミュージアムカフェ。その名の通り「4匹の猫」をモチーフにしており、カフェのメニューブックは絵本仕立てになっている。

メニューブックを手がけたのは、青森県浪岡町（現・青森市）出身で、フランス芸術家協会主催の『ル・サロン』で金賞を受賞した経歴を持つ山内文夫。一人の女性に恋をした猫と、不思議な力を持つ“4匹の猫”による物語が、ページをめくるたびに進んでいく。

提供しているメニューは、みちのくの大自然の中で育まれたブランド鶏「あべどり」を県産りんごと一緒に煮込んだカレーライスをはじめ、パスタ、ピラフ、ベーグルといった軽食から、青森県産りんごのアップルパイにシャーベットなどのスイーツ、ドリンクまで。
さらに、展覧会や催しに合わせた期間限定メニューが登場することも。

カフェへは美術館側からも公園側からも入ることができ、窓からは奈良美智デザインの「八角堂」と、《Miss Forest / 森の子》の頭部が見える。

美術館でアートを鑑賞したあとは、カフェからの眺めと食事を楽しみたい。