この20年間に、社会における美術館の役割は大きく広がりました。この間に開館した5館は、まちづくりとの関わりやラーニングの重視、アーティスト・イン・レジデンス・プログラムなど、新しい機能とヴィジョンをもってつくられました。各美術館の考え方は、建築にもはっきりと現れています。世界的に活躍する建築家たちが、どのように新しい美術館像に応答し、かたちにしたか。建築にも注目しながら5館を巡っていただければと思います。
今の美術館が蓄積された場所―青森
美術館の変遷/ ACAC /十和田/弘前/県美/八戸/美術館の蓄積
文:佐藤慎也
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青森県立美術館
建築家:青木淳
建築家インタビュー
青森公立大学 国際芸術センター青森
建築家:安藤忠雄
弘前れんが倉庫美術館
建築家:田根剛
八戸市美術館
建築家:西澤徹夫 浅子佳英 森純平
十和田市現代美術館
建築家:西沢立衛